兄弟が生まれてからやきもちがすごい~3歳児の心理を解説~
赤ちゃんが生まれ、新しい家族が増える。
とても喜ばしく、幸せなことです。
兄弟ができ、お兄ちゃんも喜んでくれるはず…。
しかし、現実には以下のようなことが起きます。
「最近、やきもちが凄くて…。」
「弟が生まれてから、落ち着かない。」
分かります。
でも、安心してください。
大なり小なり、どの家庭でもあることです。
そこで今回は、「兄弟が生まれてからやきもちがすごい~3歳児の心理を解説~」と題してお届けします。
【3歳児お兄ちゃんの心理】
3歳児がお兄ちゃんになり、母と弟にやきもちをやくのは自然なことです
こうした状況では、兄の心理的な側面と対応方法について考えてみましょう。
<お兄ちゃんの心理的な側面>
〇嫉妬と競争心
・兄弟姉妹が生まれると、これまで一人っ子だった子は、親の愛情や注意を分け合う必要が生じます。
必然、新しい家族に対して嫉妬や競争心を抱くことがあるのです。
〇不安と変化
・家族構成の変化は子どもにとって大きな出来事で、不安を感じてしまいます。
しかし、多くの場合は、新しい役割や責任を受け入れることで落ち着いていきます。
<お兄ちゃんへの対応方法>
〇感情の受容
まずは、お兄ちゃんの感情を受け入れてあげましょう。
嫉妬や不安は自然な感情であり、否定せずに話を聞いてあげることが大切です。
間違っても、怒るようなことはしないでください。
〇特別な時間を用意する
兄には特別な時間を作ってあげてください。
母と弟との接触が増えて、お兄ちゃんは寂しいのです。
兄との絆を深める時間を用意することで、不安を和らげることができます。
〇共感~写真を見せる~
お兄ちゃんの気持ちを理解し、常に共感を示してください。
彼が感じていることを話させてあげ、気持ちを楽にしてあげましょう。
その際は、「お兄ちゃんと弟」や「お兄ちゃんと弟、母」の写真などを見せ、温かい雰囲気を作るのとよいでしょう。
また、「お兄ちゃんにも、小さい頃があったんだよ。」と小さい頃の写真を見せるのも効果的です。
【まとめ】
お兄ちゃんは時間と共に新しい家族構成に慣れていきます。
家族全員で温かくサポートし、愛情を分け合っていくことが大切です。
焦らず、温かい目で見守ってくださいね。